税理士試験終了から2週間。今の時期にやるべきこととは?

税理士試験終了後にやるべきこと【元講師がアドバイス】

2016年(第66回)の税理士試験が終わってから2週間が経とうとしています。
本試験に挑まれた皆さん、改めましてお疲れ様でしたm(_ _)m

そして、息つく暇も無く来月からは来年の本試験に向けた講座が順次始まっていきます。
つい先日終わったと思ったら、早いものですよね。
私の古巣O原(昔講師をしていました)は2週間後から授業がスタートするようです。

大原学園 - 社会人講座

各校の講座スケジュールについては下記をご覧ください。…

多分、受験生の皆さんはもちろん、講師の側も「もう始まんの!?」という気分だと思います。
(私の場合は毎年そうでした(^^;)

そんな今の時期に受験生の皆さんがすべきことは、私は2つあると思っています。

この記事はこんな人間が書いています
京都市で独立開業している税理士です。
2007年から2012年まで「資格の大原」で相続税法の常勤講師として勤務。
受験経験者コースを主に担当し、2012年には全国統一公開模擬試験の計算問題の作問も経験しました。
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まずはリフレッシュ!

まずは何と言ってもこれでしょー。リフレッシュ、気持ちの切り替えです。

と言っても、なにも「遊びに行け」と言っているわけではありません。
「仕事やねん」「就活やねん」など、そんな時間が無いのはわかります。

今は試験のことは忘れましょう。

私が言いたいのはこれだけです。

イチローみたいなストイックさを持つ人間でもない限り、1年間365日試験のことばかりを考え続けていては体ももちません。
試験前には毎日四六時中勉強していた皆さんです。
多分、今はぼーっとしていると理論が自然と頭の中に湧いてくるような状態なんじゃないでしょうか(^^;

そんな皆さんにとって、「勉強は一切しない」「試験のことは絶対に考えない」ようにするだけでも相当なリラックスになるはずですし、そういう期間をあえて持つことによって、気持ちがリフレッシュされて、また新たな勉強への意欲も湧いてくるもんです。

来月からは来年の本試験に向けての闘いが始まっていきます。
試験から完全に離れられるのは今の時期しかありませんから、この貴重な期間を大切にして、今はとにかく試験のことは忘れましょう!

 
…とはいえ、物事には順番というものがあります。
試験のことは忘れるにしても、↓これはちゃんとやっていますか?
もしやっていなければ、今すぐやって、それから忘れて下さい!

本試験の自己採点を!

↑これは絶対にやっておくべきです。
講師をしていたときにビックリしたのが、本試験が終わった後に自己採点をされる方が案外少なかったこと。

受講生の方に理由を聞いたら、皆さん
「だって、思い出したくも無いですもん」
とおっしゃっていましたが(^^;

その気持ちも確かにわかりますが、今年受けた試験の手応えがどうなのかは自分の中でしっかりと把握をしておくべきです。
それによって、

  • 今年受けた科目をもう1度受け直すのか。その場合コースはどれにするのか。
  • 新しい科目の勉強を始めるのか。
  • とりあえず年内は勉強せずにor独学で様子を見るのか。

といった判断がより的確なものになります。

着目すべきは「Aランクが取れているか」

その際に確認すべきなのは、自分の点数がボーダーラインや合格確実ラインに届いているかどうかではなく、「Aランクとおぼしき場所がちゃんと取れているか」です。

専門学校が解答速報などで発表しているボーダーラインや合格確実ラインは元々高めに設定されています。
たとえ点数はボーダー以下でも、他の受験生がみんな合わせてきそうなところをしっかりと合わせている方は合格の可能性は十分ありますし、逆に点数は文句無くてもその中身がB、Cランクばかりだと不合格の可能性も十分あると言わざるをえません。

このブログでは腐るほど言いまくっていますが、税理士試験はとにかくAランク勝負ですからね!

「どこがAランクかわからん」という方は担当講師に相談しましょう。

これをやった上で9月以降の身の振り方を決めないと、下手したら年内の勉強が全くの無駄に、なんてことにもなりかねません。
(受かっていればそれでもええやん、という問題では無いです!)

そうならないためにも必ず自己採点はやりましょう!

税理士試験終了後にやるべきことのまとめ

というように、今日は税理士試験の受験生の皆さんが今の時期にすべきだと思うことを2つ書いてみました。

どちらも単純な話だとは思います。
ただ、やっている人は案外少ないです。(特に2つ目は)

税理士試験は長期化しやすい試験ですが、自分自身の現状の立ち位置を正確に把握することの積み重ねが1年でも早い合格に繋がっていくと個人的には思っています。

まだ本試験の見直しをされていない方は今すぐ自己採点を行いましょう。
そして、せめてあと2週間ぐらいは試験のことは完全に忘れて下さいね(^^)

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私自身の合格体験はもちろん、講師時代に得た経験や情報をぎゅぎゅっと凝縮しました。
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この記事を書いた人

税理士 尾藤武英
税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
2010年税理士試験合格(簿記論、財務諸表論、所得税法、相続税法、消費税法)。
2007年から2012年まで「資格の大原」で相続税法の常勤講師として勤務。そのときの経験を活かし、税理士としても相続税の申告業務をメインに活動中です。
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