緊張しぃな私が人前でうまく喋るために心掛けている3つのこと

緊張しぃな私が人前でうまく喋るために心掛けている3つのこと

私は2007年の秋から2012年の夏までの5年間、某税理士受験専門学校で講師をしていました。
そのときの経験のおかげで、今では人前で喋ることもほとんど苦にしません。

でも、そんな私も元来はメチャクチャ緊張しやすいタイプです。
先日行ってきた租税教室(税理士が小学校で行う税金の授業)でも、最初喋り始めるまでは緊張がもの凄くて吐き気が来たほどです。

講師をやることになって練習で初めて教壇に立ったときの衝撃も今でもハッキリと覚えています。
なんせ、緊張で言葉が全く出てこなかったんです。
「こんなので授業なんてできるようになるんだろうか…。」
と不安を感じたのが昨日のように思い出されます。

それでも、何度か練習しているうちになんとか喋れるようになって、
そのうち「早口だ」と言われるぐらいにペラペラ喋れるようにまでなりました(^^;

喋れるようになった理由で一番大きいのはなんといっても「場数を踏んだ」ことだと思います。
でも、場数を踏めと言われても「どんだけ踏めばええねん!?」って感じですよね。

そこで今日は、私自身が場数を踏んできた過程で
「こうすれば緊張せずに人前でうまく喋れるな」
と掴んだものがいくつかありますので、それらを一気に紹介します。

    【人前でうまく喋るために心掛けている3つのこと】

  1. 喋っている自分の姿を想像しない
  2. 緊張するのは当たり前のことだと心得る
  3. 自分の中で完璧だと思える準備をする

これらを心掛ければ、場数を踏むよりも先に人前でうまく喋れるようになるかも!?です!

この記事を書いた人


税理士 尾藤武英
税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、自作ホームページ(ここ)や各種SNSなど、ネット上での情報発信にも力を入れています。
詳しいプロフィール(経歴や活動実績など)
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その1:喋っている自分の姿を想像しない

「聞いている人から自分はどう見られているんだろう…。」

人前に出ると緊張してしまう、という方の一番大きな原因は多分↑こんな気持ちがあるからではないかと思います。
私の場合はそうでした。

人は自分なりのコンプレックスをいくつか持っているものです。
人前に出るとどうしてもそこが気になってしまいますよね。

私の場合も
「おでこ広いなー、髪の毛ボリューム無いなー、なんて思われていないだろうか」
「体格ヒョロヒョロで頼りないなー、なんて思われていないだろうか」
「汗かきだから汗ジミは目立っていないだろうか」

などなど、コンプレックスはたくさんあるのでこれらを気にし出すと大変です(^^;

でも、それを気にしすぎるといつまでも緊張感が取れずにガチガチなままです。
自分がどう見られているのかは確かに気にはなりますが、まずはそんな気持ちをサッパリと捨ててしまいましょう!

その2:緊張するのは当たり前のことだと心得る

「緊張することは恥ずかしいことだ」
「緊張しているのがバレてしまったらどうしよう」
「緊張している姿を見せたら聞いている人に馬鹿にされるんじゃないか」

私も最初はそう思っていましたが、そう思うと余計に緊張して喋れなくなります。

「人は必ず緊張するもんだ。」
そう思って開き直りましょう!

緊張していることを隠そうとするのではなく、それを当たり前のことだと素直に受け入れること。
そうすれば、たとえ緊張はしてもそれで喋れないということはほとんど無くなりますよ。

緊張していることをあえて口にするのも手

私の場合、緊張していることを正直に口に出したりもします。
先日の租税教室でも、
「これだけ男率が高い中で喋るのは初めてなので(笑)メチャクチャ緊張しています。」
と、男子校であることをネタにしながら、あえて緊張していることを言葉に出したりもしました。

感じている緊張を口に出すことで緊張感も素直に自分の中で受け入れられますし、そうすることで緊張も自然と和らいでいくという、私自身の経験に基づく一種のおまじないのようなものです。
上手く喋れない言い訳に思われてもダメなので、言い方には気を付ける必要があるかもですが(^^;

その3:自分の中で完璧だと思える準備をする

そしてやっぱり、なんと言っても必要なのは準備です。努力は嘘をつきません。
漠然とした不安感や緊張感を取り除くためにも、事前の準備は完璧に行いましょう!

完成形は喋る内容や全体の流れが全て完璧に頭に入っている状態です。

カンペの棒読みは厳禁です

喋る内容については、紙に書いてあることを棒読みするは厳禁です。

紙に書いてあることの棒読みだと、うつむいて喋ることになるので
聞いている人の方を見れなくて余計に緊張してしまいますし、そんな調子ではその緊張もいつまで経っても取れません。

何を喋るのかを決めることはもちろん、セリフを全て頭に叩き込んでしまうのも喋るための準備としては必須の作業です。

全体の流れも頭に叩き込む

また、頭に叩き込むのはセリフだけではなく、全体の流れもです。

パワーポイントを使う場合は、
「このスライドはこんな順番で表示されて、これが表示されたらこれを喋る」
ということまで全て頭に入れなきゃダメですし、
もし板書を使うのであれば、
「この図をこのタイミングでこれだけの色のチョーク(ペン)を使って書いて、この場所に写してもらう」
ことまで全て事前に考えておくことです。

出だしと締めは特に完璧に仕上げる!

全体の中でも特に重視すべきタイミングは「出だし」と「締め」です。

緊張しているところで最初にうまく喋れなかったらなおさら緊張してしまいます。
また、「終わり良ければ全て良し」という言葉に代表されるように、締めをスッと終わることができれば聞いている方の印象も良いままに終わることができます。

「出だし」と「締め」は何があってもスラスラと喋れるように、一言一句レベルで何度も何度も練習を行いましょう!

完璧だと思える準備が自信を生みます

準備が完璧なら自信を持って堂々と喋れるようになります。

実は、慣れてきたら準備したとおりに喋ることはほとんどなくなります。
その場の雰囲気で用意していなかったセリフが出ることもあります。
(上で書いた「男率が高い〜」なんかもまさにそうです。)
でも、それも私の場合はガッチリと準備したシナリオがあってのことです。
芯となるシナリオはしっかりと定めているので、多少ブレたとしても大きくそこから逸れること無く話ができます。

その芯がしっかりしていないと、戻る場所がわからなくなって自分でも何を言っているのかわからない、という状態になってしまいます。
そうならないためにも、自分の中で完璧だと思える準備は絶対に必要です。

「練習で100%自分を作らないと、打席に立つことは出来ません。自分の形を見付けておかないと、どん底まで突き落とされます。」

これは私が応援するイチローの名言です。
人前で喋るための準備にも同じことが言えると私自身は感じています。

まとめ 人前で喋れることは差別化が図れる+勉強になる!

どれだけ数をこなしても人前で喋るのはやっぱり緊張します。

ただ、人前で喋ろうとすれば、準備の段階で講義内では喋らない項目に至るまで幅広く勉強することが欠かせませんし、
そうすることで、喋るテーマに対する自分自身の理解度も格段に深まります。
たとえ今まで喋ったことが無いようなテーマでも、それをやることで自分自身得るものは多いと感じていますので、私は積極的にお受けするようにしています。

フリーランスの皆さんはもちろん、サラリーマンの皆さんも、是非日々の業務の中で人前で喋る仕事に積極的に挑戦してみて下さい!
きっと得るものは多いはずですよ。


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 京都の税理士・尾藤武英税理士事務所
代表税理士がすべての業務を直接担当。
元予備校講師の経験を活かしたわかりやすいアドバイスでお困りごとを解決します。
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税理士 尾藤武英

税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、自作ホームページ(ここ)や各種SNSなど、ネット上での情報発信にも力を入れています。
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