今日は私自身の税理士試験の受験歴について書いてみます。
この記事を書いた人
2007年から2012年まで「資格の大原 税理士講座」で相続税法の常勤講師として勤務。
受験経験者コースを主に担当し、2012年には全国統一公開模擬試験の計算問題の作問も担当しました。
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税理士試験って?
税理士になる方法も実はいろいろあったりするんですが、一番の王道はやはり税理士試験に合格することです。
税理士試験は毎年1回8月に試験が行われ、受験科目は全部で11科目あります。
ただし、その全部を受からなければいけないわけではなくて、11科目のうち5科目合格すれば税理士試験合格です。
また、科目合格制をとっているので、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつの受験も可能です。
各科目にはそれぞれ必須科目、選択必須科目、選択科目があります。
- 【必須科目】(必ず合格しなければいけない)
簿記論、財務諸表論 - 【選択必須科目】(どちらかひとつは必ず合格しなければいけない)
法人税法、所得税法 -
【選択科目】(どれを選んでも自由。ただし、一部選択できない組み合わせあり。)
相続税法、消費税法、酒税法、固定資産税、国税徴収法、事業税、住民税
合格者の平均受験年数は8年を超えるといわれます。かなり長いです…。
私の受験歴
私が税理士試験の勉強を始めたのは2002年の春、26歳の時でした。
大学を卒業して以来勤めていた会社をその年の2月に退職して、そこで初めて税理士を目指すことに。
簿記の学習経験も一切無かったので、大原の入門講座(簿記3級、2級を学習するコース)の受講からのスタートでした。
その年の9月から簿記論、財務諸表論の受講を開始。翌2003年が税理士試験の初受験の年になります。
以下、受験した科目と結果を列挙すると…。
- 2003年 簿記論(合格)、財務諸表論(合格)
- 2004年 所得税法(不合格)、相続税法(不合格)
- 2005年 所得税法(不合格)、相続税法(不合格)
- 2006年 所得税法(不合格)、消費税法(合格)
- 2007年 所得税法(不合格)、相続税法(合格)
(2007年の試験終了後に大原学園に入社。相続税法講師となる。) - 2008年 所得税法(不合格)
- 2009年 所得税法(不合格)
-
2010年 所得税法(合格)
うーん、こうして見ると全然順調じゃないな(^^;
一目瞭然ですが、所得税法には相当苦労させられました。
でも、いろんな失敗を重ねたことで、逆にそれが講師をする上では武器になったかなと思います。
「こうしたら失敗する」という引き出しが多ければ多いほど、喋りにも説得力が増しますからね(^^)
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私自身の合格体験はもちろん、講師時代に得た経験や情報をぎゅぎゅっと凝縮しました。
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