今年の税理士試験までいよいよあと1週間というところまで来ました。
この記事の1週間後には初日の試験が終わっていますね。
いよいよ。本当にいよいよです。
この記事を書いた人
2007年から2012年まで「資格の大原 税理士講座」で相続税法の常勤講師として勤務。
受験経験者コースを主に担当し、2012年には全国統一公開模擬試験の計算問題の作問も担当しました。
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税理士試験の勉強方法・攻略法まとめ
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「今年が最後のチャンス」という強い気持ちを持って挑むこと!
税理士試験は長期戦を強いられる試験です。
そしてそれだけに、ある程度の年数を重ねてくると勉強することが単なるルーティンワークとなってしまって、特に目標に執着することも無く、ただただ惰性で勉強を続けてしまいがちです。
「今年がダメでもどうせ来年もあるしなー。」
心のどこかでそんな気持ちを持って勉強されている方、いませんか??
私が言うまでも無いことですが、あなたは限られた人生の中での貴重な時間を税理士試験の勉強に費やしているんです。
この時間を実りあるものにするためにも、1年でも早く税理士試験に合格しましょう!
そしてそのためにも、今年受験される科目は必ず合格することです!!
私は体育会系の人間では無いですが、そんな私でも税理士試験で最後にモノを言うのは
「今年絶対に合格するんだ!という強い気持ち」
だと思っています。
あなたがこの道に進むきっかけとなった方々、そして、あなたを普段から支えてくれている周りの方々に報いるためにも、あなたには「合格」という結果を出す使命があります。
合格というたった1つの最良の結果を求めて、残り1週間頑張りましょう!
間違えたら自分を責めるのではなく「今間違って良かった」と思うこと!
とはいえ、あまり自分に対して余計なプレッシャーをかけすぎないことも重要です。
私も受験生の頃に自分にプレッシャーをかけすぎて潰れかけたことがあります。
ちょうど本試験直前の今頃の時期でした。
問題を解き直していたら、たまたま普段やらないようなケアレスミスをいっぱいしちゃったんです。
そこで感じてしまったのが、
「今頃こんなところで間違っているような奴が受かるとでも思ってんのかよ!?」
という自分に対する怒りの気持ち。
そこから焦りだけがどんどん増えていって、体調も悪化。
結果、2〜3日休むということにまでなってしまいました。
(その後立ち直ってなんとかその年は1科目合格できましたが…。)
皆さんも、今後ひたすら復習をしているといろんなド忘れ項目に出会うと思います。
ケアレスミスもたくさんするでしょう。
でも、そこで焦ったり自己嫌悪に陥ったりしたら精神的に病んでしまって、下手をすると体調にも悪影響が出かねません。
「お!試験前に見つかって良かった♪」
そう思ってサクッと間違いをチェックしちゃいましょう!
ここで暗〜くなって自分を責めたりするのは絶対にダメです。ストレス厳禁!!
知識と自信を付けることだけを考えて残りの時間を過ごして下さいね。
体調管理もあなたにとっては大切な仕事です。
残りの期間は基礎固めに注力すること!
今年に入っていくつか税理士試験関連の記事を書いてきましたが、それらの中でひたすら言い続けてきたことがあります。
それは、「税理士試験で要求されるのはAランクの解答精度だ」という点です。
税理士試験では
「自分はこんなところまで知っているんですよ〜!」
という余分な自己アピールは不要です。
みんなが解答しそうなところは100%解答する。
Bランク、Cランクはあくまでも+αの要素に過ぎません。
そこを忘れないように、残りの期間はとにかく基礎固めに注力して下さいね。
今さら新しい問題に手をつける必要はない
あと、今になって新しい問題に手をつけるのも厳禁です。
ここから先はこれまでに使ってきた全ての教材(テキスト、問題集、答練、その他もろもろ)を見直す期間にしましょう。
何度も何度も見直して、教材に書いてある項目を徹底的に頭に叩き込むこと。
これからの勉強はそれだけで十分です。
というか、全部を真剣に見直そうと思えばそれだけでも1週間では時間が足りないぐらいだと思います。
それぐらいの力加減で見直しをしましょう!
辛くて苦しい受験勉強もあと1週間で終わりです!
今日は、本試験に挑むあなたへの私からの最後のメッセージとして記事を書かせて頂きました。
あと1週間、悔いの無いように頑張りましょう!!
この記事をご覧の皆さんの本試験での成功を祈ります!
あとがき
ちなみに、私が受けていた頃は試験会場での耳栓の使用がまだ許されていました。
(私が合格した翌年(2011年)から使用禁止になりました。)
私は普段の答練からずっと耳栓をつけながら問題を解いていましたので、もしその年に受験をしていたら私も相当戸惑ったんじゃないかと思います。
本試験では何が起こるか、どんな状況に陥るかわかりません。
これをご覧のあなたも、あらゆる事態に対する心づもりを持った上で本試験会場に行かれることをお勧めします。
ま、もしそういう事態に遭遇しても、そういうときは周りの人たちもみんな内心慌ててるもんです。
あまり神経質になりすぎず、気楽に頑張ってきて下さい(^^)v
これまで頑張ってきたんですから、本試験が終わった後は思いっきり楽しんで下さいね!
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