WordPress Popular Postsが重いのでSimple GA Rankingプラグインを導入してみた

WordPress Popular Postsが重いのでSimple GA Rankingプラグインを導入してみた

最近またウチのブログが重くなっていました。
思えば、つい半年前にも同じ症状に見舞われていましたよね。

以前はデータベース内のcronレコードに溜まった大量のジョブが原因でした。
WordPressブログの重さ解消!原因はcronに溜まったプラグインのジョブでした

今は解消されて、このブログのトップページの「PageSpeed Insights」のスコアも合格点と言われる85点以上を叩き出しています。
WordPress Popular Postsが重いのでSimple GA Rankingプラグインを導入してみた

モバイルは黄色(69点〜70点ぐらい)ですけど、ここまで戻せたのでひとまずはこれでいいかな、と(^^

かなりマニアックな原因だった前回とは違い、今回はとあるプラグインが原因だったので対処法もシンプルでした。
そのプラグインとは、人気記事表示で有名な「WordPress Popular Posts」です。

この記事を書いた人


税理士 尾藤武英
税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、自作ホームページ(ここ)や各種SNSなど、ネット上での情報発信にも力を入れています。
詳しいプロフィール(経歴や活動実績など)
本記事の内容やテキスト・画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
ブログ記事の執筆・編集方針及び注意事項(免責事項・著作権など)

WordPress Popular Postsはブログが重くなるのが最大の欠点

「WordPress Popular Posts」はブログ内での人気記事を一覧表示できるプラグインで、

  • リアルタイムのアクセス状況がランキングに反映される
  • 全記事、カテゴリー別などいろんな指標で表示できる
  • ウィジェット、ショートコードにも対応しているので好きな場所に貼り付けられる

などなど、多機能で便利なので私もずっと使い続けてきました。

ただ、このプラグインの欠点はこれがあるとブログが重くなることです。
「リアルタイムのアクセス状況がランキングに反映される」ということは、1つアクセスがある度にいちいちデータをデータベースに書き込んで、しかもその結果を呼び出しているということ。

そして、書き込まれたデータはそのままにしていたらどんどん積み上がっていき、結果、巨大なログとなって徐々にデータベースを圧迫していきます。

ウチのアクセス数なんて所詮知れているとはいえ、そりゃ重くもなりますよね…。

WordPress Popular Postsを止めたらブログが超サクサクに!

このブログでも数週間前から全てのページが重くなっていたんですが、
特にその症状が酷かったのが、トップページと相続贈与まとめ記事ページの2つ。
どちらも「WordPress Popular Posts」のショートコードを利用して人気記事一覧を表示させていたページです。

試しにと「WordPress Popular Posts」プラグインを止めてみたら、たったそれだけでブログが超サクサクに。

「あ、やっぱこれが原因やったんか」
と思い知らされたのでした(^^;

替わりになるプラグインを探して置き換えてみました

とはいえ、「WordPress Popular Posts」のような人気記事を表示させるプラグインはブログの中では外せないので、簡単に
「重いからハイサヨウナラ」
とはいかないのが悩ましいところです。

私も当初は設定を変えてみたりとかして、なんとかこのプラグインを使い続けようと手を尽くしました。
ただ、どれだけ設定を変えてみても、コレが動いているだけでブログ全体が重い(このプラグインで人気記事を表示させているページは特に)という事実はやっぱり変わらない。

なので、運良く違う人気記事表示プラグインが見つかった今は諦めてそれに置き換えています。
今のところはこれが大成功!で、人気記事を表示させているページもサクサク動いてくれていますし、
ブログ自体も重くなってはいません。

替わりに導入したのはSimple GA Ranking!

新しく導入したプラグインは「Simple GA Ranking」というものです。

このプラグインはプラグインの中で人気記事のカウントを集計するのではなく、
Google Analyticsの集計データを引っ張ってきて、それを一覧表示させるというものです。
外部のデータを利用するので、ブログのデータベースを圧迫することもなく、サクサク動いてくれるのが大きな特徴です。

カスタマイズの結果、「WordPress Popular Posts」を使っていた時と全く同じ見た目に持ってくることができました(^^
カスタマイズ後の見た目

Simple GA RankingのWordPress Popular Postsとの違い

実際に使ってみて感じた「Simple GA Ranking」と「WordPress Popular Posts」の違いを挙げてみると以下の2つでしょうか。

集計結果はリアルタイムで更新されない(更新のタイミングは1日1回がデフォルト)

このプラグインはキャッシュを効かせてランキングを表示させます。
人気記事の集計結果の表示はリアルタイムで更新されるわけではなく、キャッシュクリアのタイミングで更新される感じ。
この点、リアルタイムで更新される「WordPress Popular Posts」とは違います。

キャッシュ更新のタイミングのデフォルトは24時間に1回です。
私の場合、キャッシュは12時間に1回更新される設定にしています。

ページビュー数の表示は不可

あと、「WordPress Popular Posts」との一番の違いはページビュー数が表示できないことです。
ここにこだわって「WordPress Popular Posts」を使っている方にはオススメできるものではないかもしれないですね。

まぁ、元々「WordPress Popular Posts」も全てのアクセスを正確に拾えていたわけではありませんからね。
(多分、AMPページのアクセスは全く拾えていなかったハズ。)
こういうのはだいたいでいいんです(^^

このプラグインは最初の導入設定がちょっとややこしいです。(Google Analyticsと紐付ける必要があるので。)
そこに触れ出したら長くなる+検索したらわかりやすいブログ記事がたくさんあるので、この記事では導入やカスタマイズの方法については省略します。

これを機に他にもいろいろ調整しました

ほか、これを機に、ブログとホームページの表示速度アップ(というか、「PageSpeed Insights」のスコアアップ)を狙って様々な策を施しました。

  • データベース内のクリーンアップ(容量が1/3に減りました)
  • 画像の表示サイズを調整するためのphpやCSSの修正
  • 画像データ容量の圧縮(「Compress JPEG & PNG images」プラグインを入れてます)
  • 過去に使っていたテーマやプラグインが切り出した不要な画像の削除(「DNUI」プラグインを使用)
  • 不要なプラグインのアンインストール
  • 動きを重くするプラグイン(「Broken Link Checker」とか「Crayon Syntax Highlighter」とか)の動く頻度を減らす

これらの成果が「PageSpeed Insights」87点というスコアに現れている!…と信じたい(^^;

過去記事にも大量にリライトを加えていますし、
今は新規投稿は控えていても、ブログは毎日触っていますし、記事も書いています。(リライトという形で)

ブログとホームページが有用なメディアであり続けるために、これからもずっと手は加え続けていきますよ!


【関連記事】


 京都の税理士・尾藤武英税理士事務所
代表税理士がすべての業務を直接担当。
元予備校講師の経験を活かしたわかりやすいアドバイスでお困りごとを解決します。
オンラインでもお受けしていますので、お住まいの地域問わずお気軽にどうぞ。  

この記事をシェアする

この記事を書いた人

税理士 尾藤武英

税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、自作ホームページ(ここ)や各種SNSなど、ネット上での情報発信にも力を入れています。
詳しいプロフィール(経歴や活動実績など)