昨日、久々に腹の立つ営業を受けました。
いわゆる「どぶ板営業」で、
「こんな営業手法を採る会社が未だにあるんだ」
と思ったのと同時に、私も同じことをしないように気を付けなければ、と感じた次第です。
この記事を書いた人
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、ネット上での情報発信や税理士研修講師など、税理士業務以外も積極的に行っています。
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下調べ無しの行き当たりばったり営業の被害を受けて
以下、昨日の顛末(?)を書いていきます。
数日前に事務所にとある業者さんから電話がかかってきました。
曰く、「お会いしたいのでアポを取りたい」と。
「来る目的は何なんですか?ウチは意味の無い営業は受けませんよ」とは言ったものの、
その会社は普段から取引させていただいている会社なので(←ここ重要)、仕方なしに受けることにしました。
しかし、昨日の約束の時間になっても当人は現れず、程なくするとこんな電話が…。
(以下、私の言葉遣いはワザと汚くしています(^^;)
(普段から取引してる会社なのに…。)
私が持っているリストには(前の住所)と書いてありまして…。
お宅には前から移転したって言ってるし、担当の営業さんもここに来てるし。
てか、そもそもウチがお宅と普段から取引があるってことアンタ知ってんの?
それは知らなかったです。失礼しました!
そんな奴が何しに来るつもりやってん?ええ加減にせえ!!
その後、その方の現事務所への来所は丁重にお断りしたことは言うまでもありません。
相手がどんな人間なのか事前に調べてから来いとまでは言いません。
(普通はそこまでしますけど)
せめて、自分の会社と普段取引している人なのか、相手の住所が正しいのかどうかぐらいは調べてから営業に来てくださいよ。
この程度の情報が社内で共有できていないなんてどんな会社なん?って思います。
「とりあえず全部回って来い!」と言われまして…
あと、さらに腹が立ったのが、この営業さんがこんな言い訳を抜かしたことです。
そんなノリで営業なんかすな!&させるな!
人の時間をなんやと思ってんねん!!
正直、この会社に対する信頼はガタ落ちです。
もう取引を止めようかとすら思っています(^^;
受ける側の気持ちに立った営業を心がけたい
↑こういう営業スタイルのことを「どぶ板営業」と言うらしく、
この言葉で検索してみたら「価値観昭和な人たちの武勇伝」が結構出てきます。
でもね、今はもう令和なんですよ?
どれだけ時代遅れなんだか。
無責任な営業スタイルに対する苦言としては、
以前「アポなし訪問営業は迷惑では?自分は嫌いだしやりません」という記事を書いています。
実はこの記事、公開から5ヶ月が経ちますが、検索からの訪問を中心に今もじわりじわりと読まれ続けています。
(追記:令和になっても減る気配はありません)
それだけアポなし訪問を迷惑に思っている方が多いということでしょう。
アポなし訪問とか、今回のどぶ板営業とか、こういう営業スタイルは
「訪問を受ける側の時間を割いているんだ」という認識の無さの現れとしか思えません。
そもそも「訪問して営業を受ける」というのも、
営業する側がそうしたいと言うから受けているだけであって、受ける側にとっては何のメリットも無いわけです。
そのおかげでこっちは時間を空けなきゃいけないわけですし。
そこをわきまえないで、自分の都合だけで仕事をしているような人からモノを買おうと思う人が果たしてどれだけいるんでしょうか。
(って、いるからこういう営業が無くならないんでしょうが…。)
やる側にも受ける側にも、双方にとって何の利益ももたらさない古びた営業スタイル。
こういうのは早く絶滅して欲しいと心から思います。
営業が必要なのは我々税理士の世界でも同じです。
ただ、同じ営業をするのでも、相手の気持ちに立った営業を心がけていきたいですね。
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