GW大型連休前の最後の平日となった先週の金曜日。
左京納税協会さんにお呼ばれして研修会の講師を務めてきました。
今回お話しさせていただいたテーマは
「社長が知っておくべき 2019年度相続税・贈与税の改正項目」。
左京区内で会社を経営されている社長さんを対象に、
社長ご自身が知っておくべき相続税や贈与税の今年の改正項目について、そのポイントなどを解説させていただきました。
この記事を書いた人
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、ネット上での情報発信や税理士研修講師など、税理士業務以外も積極的に行っています。
詳しいプロフィール(経歴や活動実績など)
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納税協会とは?
納税協会さんは一般の方には馴染みがない存在でしょう。
(って、私自身もつい最近までそうでした(^^;)
国税庁のページでは↓以下のように、税務署の関係民間団体の1つとして納税協会が紹介されています。
納税協会は、「税知識の普及に努め適正な申告納税の推進と納税道義の高揚を図り企業及び地域社会の発展に貢献」することを目的として、大阪国税局の各税務署管内に設立された団体です。
(中略)
各納税協会では、各種説明会、広報活動及び租税教育への取組など公益性の高い活動を行っています。引用元:納税者サービスの充実 – 国税庁
「大阪国税局の管内に設立」ってことは、全国にあるわけでは無いんですね。
(知らなかった(笑))
私が活動している京都市左京区には左京税務署があって、その左京税務署の外郭団体として左京納税協会があります。
トップページ/公益社団法人 左京納税協会
今回はこの左京納税協会さんから、
「資産税部会の研修会講師をして欲しい」とのご依頼をいただきました。
まさかの指名でのご依頼に…
ただ、このご依頼の経緯が自分の中では結構驚きで…。
というのも、まさかの指名でのご依頼だったからです。
納税協会の方によると、ご依頼に至る流れは↓こんな感じだったようで。
- 資産税部会研修会は昨年までは全て税務署や国税局の職員が講師を担当していた
- しかし、喋りが(自粛)なので、今年は資産税に強い税理士を講師に呼びたいと思った
-
そこで浮上したのがなぜかびとうだった(笑
このブログではネタにしていませんが、
去年の秋、私は所属支部からの派遣税理士として、納税協会さん主催の一般の方向けの資産税研修会の講師を担当しました。
どうやらそこでの喋りが気に入っていただけたらしく(^^;
研修会のテーマが私が得意とする資産税(相続税・贈与税・譲渡所得税など)ということもあり、
「これはびとうを呼ぶしかない!」という感じになったようです。
以前から私は、「また次もお願いします」と言っていただけることを目標に1回1回の仕事に取り組んでいます。
今回の流れはまさにこのこだわりに沿うものと言えるわけで。
場が場(↓すぐに後述)だけに「ワタクシでええんか??」とは思ったものの、お断りする理由はもちろん無く、ありがたくお受けさせていただきました。
どんな内容の話を?
今回の研修会では、納税協会の会員である一般企業の社長さん向けに、
- 2019年度の税制改正項目のうち、相続税や贈与税について社長に関係するところを
- その項目についての基礎知識や改正の背景(近年の税制改正の流れ)も交えつつ
-
ホワイトボードで図表を駆使しながら
解説をさせていただきました。
当日は左京納税協会の前年度の決算理事会が終わった直後に研修会をするという流れだったので、
- 受講者の中には税務署の署長や所属支部の歴代支部長などのお偉方もたくさんいるし、
- 会場は京都を代表するとある高級ホテルだし、
-
ワタクシには似つかわしくない立派なノボリ(冒頭に載せている写真)も準備されているし、
なかなかプレッシャーのかかる状況での講義でしたが、(たぶん)なんとかつつがなく終えることができてホッとしています。
まとめ
というわけで、去年1月の和歌山以来久々に「研修会講師をしてきたよ」的な報告記事を書いてみました。
人前で喋るスキルを上げ、そして、それを維持向上し続けるためには場数をこなすことが最も重要。
それも、「仲間内相手の馴れ合いのセミナーごっこ」ではなく、
外部講師など、知らない人を相手に「一期一会」の気持ちを持って挑める場であればなおよし。
これからも、そうしたご依頼をいただいた際は全力でご期待にお応えしていきます!
セミナー研修講師・執筆のご依頼
元予備校講師の経験を活かしたわかりやすいアドバイスでお困りごとを解決します。
オンラインでもお受けしていますので、お住まいの地域問わずお気軽にどうぞ。
目指しているのは「またお願いします」と言って頂ける仕事