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Googleアドセンスをやめた理由【仕事ブログにはいらない】

開業以来、自作で事務所ホームページや個人ブログの運営を続けている税理士びとうです。

ブログでお手軽にマネタイズが可能となる広告サービス・Google AdSense(以下「アドセンス」)。
このブログでも、仕事関連以外の記事で表示させていました。

先日、このアドセンスについて、
各記事の目次上に貼っていたものを取り外しました。
↓このように表示されていたものをスッキリ取り払いました。
目次上に貼っていたアドセンスを取り外してみた

びとう
その後、記事下のアドセンスも各カテゴリーに対応したASP広告に差し替え、このブログからアドセンスはすべて消え去りました。

少ないながらも収益が発生していたので見方によってはもったいないのかもしれませんが、

  • このブログは何のために続けているのか
  • 見に来た人が何を見たいと思っているのか
  • 自分がされて「嫌だ」と感じることはしない

これらを考えた結果、自然とこの考えに行き着きました。
(とか言いながら、ここに来るまでに何年もかかっちゃったのであまり自慢できる話ではない(^^;)

この記事では、これら「このブログにGoogleアドセンスはいらないと思った理由」について、より詳しく自分の考えを書き連ねてみます。

この記事を書いた人


税理士 尾藤武英
税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、自作ホームページ(ここ)や各種SNSなど、ネット上での情報発信にも力を入れています。
詳しいプロフィール(経歴や活動実績など)
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Googleアドセンスをやめた4つの理由

ポイントは以下の4点です。

以下、順番に紹介していきます!

読む側にとって単純にジャマだから

まず1つ目の理由は、本文と関係のない広告やCTA(自社のサービスメニューへの誘導リンク)は読む側にとって単純にジャマだからです。

  • ファーストビューにアドセンスがベタベタ貼ってあったり…。
  • 記事中に突然アドセンスや自社のサービスメニューのCTAが入ってきたり…。

そんな同業者のブログをよく見ますが、記事を読む側からすると、まぁ見た目は良くないですよね。

ましてやそこに競合他社の広告が表示されていたときには、あなたは一体何のためにブログを更新しているのかと(^^;

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仕事ブログにアドセンスを貼るなら自社と同じカテゴリの非表示設定はマストです。
AdSenseブロックのコントロールで競合他社の広告をブロックしよう

広告を「表示させない」コントロールも独自ドメインのメリットである

ブログを独自ドメインで運営するメリットの1つとして、
「広告をコントロールできること」
があります。

ここで言う「コントロール」には、

  • 無料ブログサービスでは運営元に行ってしまう広告からの収益を全て自分が享受できるという収益のコントロール

  • 好きな場所に好きな量だけ広告を貼ることができるという表示のコントロール

の2つの意味があります。

独自ドメインでブログを始めると、どちらもガッツリ追い求める方向に走りがちです。
(私もそうだったので偉そうなことは言えません(^^;)
ただ、最近はあえてどちらも追い求めない(広告を表示させない+収益も求めない)のもアリやな、と思っています。

そうすることによって、少しでもいらんストレスが無い状態でブログを読んでほしい。
ましてやそのブログがココのような仕事系なのであれば。

配信される広告の内容が選べないのも×

あと、これは完全に運営者側の理由なんですが、
アドセンスは配信される広告の内容が自分では選べないことも大きな欠点です。

びとう
だからこそ、ちゃんと設定をしなかったら前述のように「競合他社の広告がデカデカと踊る」なんて事態も発生するわけで(^^;

私自身、
「見る人によって表示される広告の内容が変わる=自分では制御できない」
ようなモノを本文中に表示させることに対しての抵抗感がどうしても抜けませんでした。
せっかく広告を貼るなら、自分が本当にオススメしたいものだけを貼りたいですよね。

そういう意味では、同じアフィリエイト広告でも、
自分がオススメしたい商品を売ることができるAmazonやASPのアフィリエイトはまだアリかな、と思っています。

記事を最後まで読んでほしいから

2つ目の理由は、せっかく見に来てくれた以上は記事を最後まで読んでほしいからです。

アドセンスがクリックされてそれで収益が発生するのは一見めでたい話なんですが、
記事の冒頭に置いているアドセンスがクリックされたということは、
その人は記事をほとんど読まずにブログの外に出て行ってしまったということでもあります。

…それって本当にめでたい状態なんですかね?

読んでいる人が自らの判断で「あ、この記事しょーもな」って即離脱するのなら仕方ないですが、
何もブログ運営者自ら「途中で離脱するような仕掛けを用意する」必要はないのでは?と思います。

そのせいでブログの「直帰率」や「平均滞在時間」が悪化してしまうとすれば、そんなんアホらしいですからね。

アドセンスで稼げるPVが無いから

3つ目の理由は、このブログにアドセンスで稼げるようなアクセス(PV=ページビュー)数が無いからです。

  • このブログ(税理士日記)の現在のPV数は月間で10,000に届かない程度
  • 記事冒頭のアドセンスのクリック率はたかだか0.何%(数百人に1人程度)
  • 1クリックあたりの平均収益額も最近はだいぶ下がっている

そんな状態なので、月間で得られる収益額なんてホントたかが知れています。

そんな程度の収入を追い求めるために、
しかも、
数百人に1人しかクリックしないものを、
ブログのそこら中にデカデカと目立たせる意味なんて果たしてあるのか??
ましてや仕事ブログなのに。(←2回目です(笑))

このブログが月間何十万PVもあればアドセンスを置く意味もあるんでしょうが、
どうやらこのブログでそれを目指すのは無理みたいなので(^^;
それならもう、「読む人の快適性重視」でアドセンスなんて外しちゃっていいんじゃないですかね?

もしアドセンスで稼ぎたいのなら、

  • Apple製品のアレコレについてだけを語るブログ
  • カメラや写真のアレコレについてだけを語るブログ
  • 一口馬主のアレコレについてだけを語るブログ

なんかを作ってやるべきなのであって、
「とある税理士の個を晒すオフィシャル系ブログ」でそれをやるのは無理がある、ということです。

ブログ本来の目的から外れるから

最後の理由は、アドセンスをクリックしてもらうことがブログの目的ではないからです。

私のように、仕事の合間に、しかも、(間接的であっても)仕事に繋がることを目的としてブログを書いている人間は
「自分は一体何のためにこのブログを書いているのか」
を意識し続けることが大切です。

びとう
この点、「ブログの最適な更新頻度とは?」というテーマでもよく出てくる話ですね。

その点からすると、自分はあくまでも
「自分という人間について知って欲しい」からこのブログを続けている
わけであって、アドセンスをクリックしてもらえるかなんてのはぶっちゃけどーでもいいわけです。

先にも書いたとおり、アドセンスをクリックした人はその瞬間からブログの外に出て行ってしまいます。

もし、たった1クリック数円程度の収益と引き換えに、
自分を知ってもらう機会や自分が提供しているサービスを売る機会を失っているとしたら…?

そう考えると、アドセンスを貼ることはむしろこのブログの目的と相反する行為であると言えます。
(今は所詮数百分の1程度のクリック率ですが、それが今後上がらないとも限らないわけですし。)

  • あなたが売りたいのは数円程度の収益ですか?
  • それとも自分という商品ですか??

CTAも同じこと。問い合わせには決して繋がらない

だったらアドセンスに変えてCTA(サービス一覧など)を置けばいいじゃん。

と思うかもしれませんが、それはそれで問題があります。

たとえそれでリンク先に飛んでくれたとしても、

  • 記事冒頭で、記事をよく読まずにリンク先に飛んだ人
  • 記事を最後まで読んだ上で記事下からリンク先に飛んだ人

どちらの方からリンク先経由でのお問い合わせの可能性が高いかといえば、それは断然後者(記事を最後まで読んだ上で記事下からリンク先に飛んだ人)でしょう。
リンク先のランディングページを見る人の「質」が全く違います。

また、前述した
「記事を最後まで読んでくれない=記事の直帰率や平均滞在時間を悪化させるかも?」
という問題はCTAのクリックでも起こりえます。

ただ、税金解説ブログ(相続税贈与税確定申告)では、クリックされる以外の効果もあると判断して、記事冒頭にサービスページプロフィールページへのCTAを置いています。

仕事ブログにアドセンスはいらないと思う理由のまとめ

以上ここまで、このブログにGoogleアドセンスはいらない(アドセンスはやめた方がいい)と思う理由を書いてみました。
最後にまとめとして4つのポイントをもう一度挙げておきます。

巷では
「Googleはアドセンスを貼っているブログを検索順位で優遇する(だってその方がGoogleにとってもオイシイもん)」
なんて噂もありますが、だからって、
上位で見つけたブログ記事にアドセンスがベタベタ貼ってあったら、そんなの読む気になりますかね?
(それで直帰率や滞在時間が悪くなってまた評価が下がる、という無限ループでは??)

「自分がされて嫌なことはしない」は事業をする上での基本である

私は事業においては何事も
「自分がされて『嫌だ』と感じることはしない」
ことを大切にしています。

あくまでも、
「自分がこうしたい・コレを見て欲しい」
ではなく
「見に来た人が何を見たいと思っているのか」
という視点に立ってこれからもコンテンツ作りを続けていきたいですし、
今回のカスタマイズもその一環と思っていただければ嬉しいです!

びとう
念のために書いておきますが、この記事は決して仕事ブログにアドセンスをベタベタ貼っている人をディスる目的はありませんので。
人それぞれなので、やりたい人はやればいいですし。
(ただ、同業者でそれをやってる人を見つけたら「どっかの某インフルエンサーの猿真似してんじゃねーよ」と軽蔑します(^^;)

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税理士 尾藤武英

税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、自作ホームページ(ここ)や各種SNSなど、ネット上での情報発信にも力を入れています。
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