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様々な決断をくぐり抜けて今がある。後から振り返って後悔していないならそれでいい

様々な決断をくぐり抜けて今がある。後から振り返って後悔していないならそれでいい

これまでの人生、様々な決断を下して生きてきました。

「あのとき違う選択をしていたら今どうなっていただろう?」
と思うこともありますが、でも、これまで下してきた決断で現在後悔しているものは何もないし、
自分がそう思えているのであればそれで良いと思っています。

FAをめぐる決断を見て感じること

プロ野球もオフシーズンに入り、FA選手の動向もやっと落ち着きましたね。
あとは、広島から巨人に移籍した丸選手の人的補償が誰になるのかが気になるところでしょうか。
(メジャーリーグ好きとしては、菊池雄星投手がどこと契約するのかも気になりますが。ヤンキースだけはやめといた方がいいよ

私自身、独立開業して以来、FAするプロ野球選手の気持ちがわかるようになってきたというか。
自分の腕で勝負している以上、
「周りが自分をどう評価してくれているのかが知りたい」
なんて気持ちになるのはそりゃ当然よね
、と思っている今日この頃です。

  • 高年俸や好待遇を求めるのか
  • 活躍しなければ猛バッシングという刺激的な環境を求めるのか
  • 逆に某合併球団のように地元ですら注目されない静かな環境を求めるのか
  • 勝てていないチームを自分の力で強くしたいと思うのか
  • とにかく今の環境を変えたいと思っているのか
  • 生まれ育った地元のチームでプレーしたいと思うのか
  • これまでお世話になってきた環境のままでさらなる飛躍を誓うのか

人によっていろんな決断の理由がありますし、どれを軸にするのか、決めるのは自分自身の気持ち次第です。

多分、FAした選手達にとっても
「自分はこれから先どう生きていきたいのか」
を見直せるいい時間になったんじゃないですかね?

是非、あとから振り返ったときに後悔しないであろう決断をしていて欲しいものです。

びとう
…まぁ、ファンはその決断で一喜一憂するんですけどね。
ワタクシも、熱狂的BWファンだった時代に石嶺や星野や山沖がFAで隣の某人気球団に移籍していったときは悲しかった(笑

講師時代の4年目の決断が今につながっている

ただ、そんな私も、サラリーマン時代はどちらかというと「人情派」でした。
自分のことよりも周りのことを優先して考える傾向が強かったような。

というか、「そういう決断をしてこそ自分」みたいな、今もたまに顔を覗かせる変な勘違い(笑)が強かった気がします。

それが一番現れたのは、講師4年目の決断でしょうか。

4年目の冬に税理士試験に合格も…

私は2007年秋から2012年夏までの5年間、某税理士試験受験予備校(O原)で講師をしていましたが、実は、4年(2011年の夏)で辞めていた可能性がありました。
というのも、4年目の講師生活が始まって3ヶ月ほどが経った2010年の12月、税理士試験に合格したからです。

当時既に35歳だったのに、税理士登録に必要な2年間の実務経験がまだほとんどなかった自分。
(税理士試験受験講座の講師業は実務経験に当然カウントされません。)
1年でも早く税理士になるためには、1年でも早く実務の世界に行くことが必要です。
実務経験にならない講師業を続ければ続けるほど、「税理士になる」という目標が先送りされていきます。

また、当時の職場は、
「官報合格した人間はその年で辞めて実務の世界に行くものだ」
という変な常識(?)みたいなのがありました。
私と同期入社した講師の中にも、1年目の冬に官報合格してそのままたった1年で辞めていった人間がいたぐらいで。

なのに、当時の自分が最終的に下した決断は…「もう1年講師を続ける」

それを当時の直属の上司に伝えたときは上司もびっくりして、
最初「(あと1年だけ)やます」と私が言ったのを「やます」と勘違いして、
「やっぱそうよな…今までありがとうな」とか言ってきたので、「いやいや、違いますよ」と否定したぐらい(笑

あそこで辞めていればもっと早く税理士になれていたかもしれませんが、
でも、それで果たして今の働き方と同じ方向に進めていたかどうか…。

あと、もしあそこで辞めていれば
「講師時代に全統(「全国統一公開模擬試験」というO原最大の答練)を作りました」
というのは絶対に言えてない
ですね。
(全統の作問は5年目に担当しましたので。)

なので、私的には今も「あのとき辞めずに続けていて良かった」と思っています。

もしあそこで辞めていれば、今多分凄く後悔していたことでしょう。
「官報合格したらすぐに講師を辞めて実務に行くものだ」
という他人が形成した価値観に流されなくて良かった
なぁ、と。

まとめ

「他の選択をしていたらどうなってたかな?」
「もっといい人生があったんだろうか」
なんて考えても仕方のないことで。
その時々で自分が下した決断を今自分自身が後悔していないのであればそれでいいのです。

これからも、あとから振り返ったときに自分がそう思えるような決断を下し続けていきたいですね。

びとう
てか、最近は「そういった決断を下さない」ことが多いので自分でもちょっと反省気味です…。

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 京都の税理士・尾藤武英税理士事務所
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