早いもので、あの日から(当記事執筆時点で)もう8年が経ちます。
そう、私が税理士試験に官報合格したあの日から。
明日・2018年12月14日は今年の税理士試験の合格発表日ですね。
そんな区切りの日を翌日に控えた今日は、
その8年前の合格発表日・2010年12月10日を軽く振り返ってみようと思います。
この記事を書いた人
2007年から2012年まで「資格の大原 税理士講座」で相続税法の常勤講師として勤務。
受験経験者コースを主に担当し、2012年には全国統一公開模擬試験の計算問題の作問も担当しました。
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朝ネットで官報合格を確認→浮ついた気持ちで職場へ…
当時私は税理士受験予備校(O原です)で講師として働いていました。
その日は夜に担当する授業があったので、出勤時間は13時でOK。
必然的に、朝8時半過ぎにネット上に公開される官報は家で見ることになります。
基本的に夜型人間で午後から出勤の日は10時頃にしか起きない私も、この日だけは早起きして、8時半頃からインターネット版官報のページをリロードしまくっていました。
そして(確か)8時45分頃、アップされた官報から見事自分の名前を発見!
…ただ、それを見てやったことといえば特になくて、
受験地大阪の合格者の中に、自分の元受講生や友人など、知っている名前が無いかをすぐにチェックしました。
(律儀な講師でんな〜(笑))
そして、名前があった中高大時代の同級生にすかさず祝福のメールを送信!
その後、親やお世話になった元上司などに合格を報告し、
ふわふわした気持ちの中身支度をし、いつもよりちょっと早めに職場に出勤しました。
職場に着いて改めて嬉しさを実感
ふわふわした嬉しい気持ちが
「自分、ホントに受かったんやなぁ」
との実感に変わったのは、職場=O原に着いたときでした。
まず、1階の受付横に「税理士試験合格発表」との表題で、自分の名前が書いてある官報が貼ってあったこと。
そして、職員室に入ると職員の皆さんから拍手で迎えて頂いたこと。
これを立て続けに受けたことで、
「あ、本当に受験生活が終わったんだ…。」
とじわじわ来たのをハッキリと覚えています。
(前年、前々年の2009年、2008年にワタクシがどんな状態だったかは過去記事参照)
出勤後は合格した元受講生に連絡してはお互いに祝福したりして(笑)授業までの時間を過ごしました。
あ、ちなみにその日の授業で何を喋ったのかは一切覚えていません(^^;
間違いなく「一生記憶に残り続ける1日」
と、今でもひととおり思い出せるぐらい、この日はやっぱり特別な1日でした。
確かに、今になってみるとあれは単なる通過点だったな、という気持ちも正直あります。
単に試験に合格しただけでは何も変わりませんし、何かを変えたければ自らアクションを起こす必要がある。
ただ、試験に合格したことで、自分の中で、そのアクションを起こすための「強力な起爆剤」を得られたことは間違いなくて。
そういった点で、あの日はこれからも自分の中で「一生記憶に残る1日」であり続けるでしょう。
税理士試験の合格って、それぐらい素晴らしいことですよ
ここまで読んだ人に誤解して欲しくないのは、この記事は「合格した人間が自慢したいから書いている」わけでもなんでもなく。
お伝えしたいのは、
税理士試験に合格するって、それぐらい素晴らしいことなんですよ、ってことです。
明日の結果によっては、もう試験の勉強をしなくて済む人もいれば、また勉強をしなきゃいけなくなる人も出てきます。
もちろん、明日なんて関係なくまだまだやんなきゃ、って人もいるでしょう。
ただ、諦めずに努力を続ければいつかは必ず受かるのが税理士試験なわけで。
もし今年ダメだったとしても、それが1年でも早く来て欲しいし、それが1年でも早く来るように、これからも努力を続けましょうよ。
(「絶対に受かりたい!」という気持ちがあるのであれば!)
合格して一番嬉しかったのは、お世話になった元上司や心配をかけてきた家族に合格を報告できたことです。
あと、試験の勉強をしている自分を昔バカにした同級生に結果を見せつけられたのも(笑
あなたにも是非、1年でも早く、同じ思いを味わって欲しいです。
合否結果の担当講師への報告をお忘れなく!
最後に1つだけお願いしたいのが↓これです。
どれだけ年数が経っても、たとえ官報で知っていても、合格の報告を直接頂けるのは講師として嬉しいもんです。
というわけで、去年の試験の合格をまだ講師にされてないって方は是非報告をお願いします! https://t.co/Z7MgLxEzfQ— 京都の税理士びとう (@bito_tax) January 29, 2018
ここでは「合格の報告」って書いていますが、それは不合格でも同じことで。
あと、官報「合格」だけではなく、科目「合格」も同じことです!
私が講師を辞めてもう6年になります。
でも、↑上で紹介した過去記事にも書いたことがありますが、講師をしていた人間って、辞めて何年経っても元受講生の合否は気になるものなんです。
明日も朝起きて身支度したら、まずは官報をチェックすることになるでしょう。
懐かしい名前がたくさん見れることを期待して。
辞めて6年も経つ人間ですらこうなので、
現役の講師はもっとあなたの合否が気になっているハズです。
合格も不合格も、科目合格も官報合格も、
どれであったとしても、今年習った講師には必ず直接結果を報告してくださいね。
そして、新たな一歩を踏み出しましょう。
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私自身の合格体験はもちろん、講師時代に得た経験や情報をぎゅぎゅっと凝縮しました。
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