【受付再開】2024年分確定申告の受付は年内で終了いたします

受けたサービスに見合う対価は支払うべき。時間指定便の再配達は有料でいいのでは?

受けたサービスに見合う対価は支払うべき。時間指定便の再配達は有料でいいのでは?

今日、メディアを見ていて1つ気になった記事がありました。
それは「ヤマト運輸が時間指定配達の内容を見直すことを検討中」というもの。
ヤマト、「正午~14時」指定廃止検討 人手不足で:日本経済新聞

記事によると、12時〜14時と20時〜21時の2つの時間帯の時間指定が何らかの形で見直される方向になりそうです。

時間指定便の再配達は追加料金を取っていいのでは?

で、私が上の記事を見て思ったこと。それは、
「もう、時間指定便の再配達は追加料金を取ってもええんちゃうん?」
ってことです。

時間指定なしで配達して不在だった時の再配達は仕方がないにしても、
時間を指定していたのに不在で再配達になったのであれば、それはもはや別料金でいいでしょう。
だって、「この日のこの時間にいるよ!」ってことで届けたのにいないんですもん。
(やむを得ず出れなくて…という場合があることももちろんわかりますが。)

受けたサービスに見合う対価はきちんと支払うべき

私自身も税理士として仕事をしていてここはよくよく感じるところですが、
受けたサービスに見合う対価をきちんと支払うことはサービスを受ける側の義務だと思います。

人間は誰でもお金が大事なので、
「できる限りお金を払わずにサービスを受けたい」
と思う気持ちはよくわかります。
でも、自分がそんな気持ちを押し通すことで、サービスを提供する側に過剰な負担を強いる結果になってしまっていたとすれば…?

今回のヤマトさんの時間指定便での再配達なんてまさに「過剰なサービス」とも言えるわけで、
それを追加料金も取らずにやっていればそりゃあいつかは行き詰まるでしょうよ、と。
税理士的に、今の時期(※確定申告時期)なのでなおさらそう思うのかもしれませんが(笑)、私自身はそんな気持ちです。

「お金がかかる」と聞かされたらなんとかしようと思うのも人間

もちろん、「追加料金を取るにしてもどうやって取んねん?」という問題もあるでしょう。
その場でもらうことにしたとしても、払わずにゴネる人とか絶対に出てきそうだし(^^;

ただ、逆に言えば、人間は誰でもお金が大事ですので、
「このサービスを受けると追加でお金がかかるよ」
と言われたら
「じゃあそれをなんとか避けるようにしよう」
と考えてしまうものです。

実際、私のお客さんでも
「このレシート、経費になるんですが無いですか?」
と聞いてもなかなか出して頂けなかったものが、
「経費がこれだけしか無いので税金がこんなにかかります」
とお伝えした瞬間にあっさり出して頂けたり、なんてこともありましたし…って、この例えはちょっと違いますかね?(^^;

というわけで、ヤマトさんには是非「時間指定便再配達の有料化」をオススメします!


【関連記事】


 京都の税理士・尾藤武英税理士事務所
代表税理士がすべての業務を直接担当。
元予備校講師の経験を活かしたわかりやすいアドバイスでお困りごとを解決します。
オンラインでもお受けしていますので、お住まいの地域問わずお気軽にどうぞ。