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個人ブログ受難時代でも私が事業者としてブログを書き続ける理由

個人ブログ受難時代でも私がブログを書き続ける理由

ブログを書いているあなたに質問ですが、ブログを書くのは好きですか?

私は好きです。
以前のように毎日新記事を投入することは無くなりましたが、
それでも、このブログ個人ブログのどこかを毎日触っていますし、
最近難易度が増しているSEO(検索エンジン最適化)もゲーム感覚で楽しんでいます。

これからも、ブログは書き続けていくでしょう。

この記事を書いた人


税理士 尾藤武英
税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。Macユーザーで会計ソフトはクラウド推し。
事務所開業以来、ネット上での情報発信や税理士研修講師など、税理士業務以外も積極的に行っています。
詳しいプロフィール(経歴や活動実績など)
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ブログ記事の執筆・編集方針及び注意事項(免責事項・著作権など)

このブログができたのは必然だった

このブログは↓こんな流れを経て開設に至りました。

  1. 2015年9月
    独立開業に伴い事務所ホームページを開設
    (CMS未使用のためこの時点でブログは未開設)
  2. 2015年10月
    事務所ホームページにWordPressを導入。
    同時に、WordPressだとブログが簡単に作れることを知る。
  3. 2015年11月
    事務所ホームページのドメイン内にブログを開設

(その後、趣味ネタを別ドメインのkotokara-tell.co.jpへ移して現在に至る。)

私は昔(2000年代のはじめ〜中頃)趣味のホームページを運営していた経験があり、
「インターネット上で発信すること」に対する抵抗感も全くなく、
税理士として独立開業するにあたってまずやったことも事務所ホームページの開設でした。
(開業準備の大半をホームページの作成にあてていた)

ただ、開設当初はWordPressの存在を全く知らなかったので、
昔と同じやり方(WordPressなどのCMSが普及する前の形式)でコンテンツを作成していました。

その後、元会社の上司からWordPressの存在を教えてもらい、
開設1ヶ月後にはWordPressに全面リニューアル。

さらに、そこで「WordPressならブログが簡単に作れる」ことを知り、
「これやりだしたら時間なくなりそうやけど、とりあえず作ってみるかぁ…。」
と思い、始めてみたのがこのブログです。

まさかここまで続く(しかもこんなにガッツリ書くブログになる)とは当時は思わなかったですね(^^;

びとう

ちなみに今は

と、形としては2種類のブログを運営しています。

「読まれるブログ記事」を追求していたらこんなブログになった

ブログをガッツリ書くようになった理由は
「そうじゃないと意味がないことを知ったから」
です。

ブログを始めてすぐに「コンテンツマーケティング」という言葉を知りまして。
「読者にとって価値のあるブログ記事を書き続けることで、結果として仕事に結びつく可能性がある」という考え方ですね。
これをやるには、芸能人のブログのような「今日はどこそこで〇〇しました」的な短文記事では全く意味がない、ということ。

昔趣味のホームページを運営していた頃には無かったそんなブログの活用方法を知って、
眼から鱗が落ちたと同時に、「これは自分に合ってる!」「これ、面白そう!」となりまして(^^

そこから「読まれるブログ記事とは」を自分なりに追求し続けて今に至ります。

「読まれるブログ」の実現は難しいけど面白い

とはいえ、それがうまくいっているかといえばこれがまた全然で(^^;

ブログが読まれるためには「SEO(検索エンジン最適化)」が欠かせません。

SEOとは、「書いた記事をGoogleなどの検索エンジンで上位表示させるための対策」のことです。

これがまぁ、ホント難しくて…。
私がブログを始めた頃は「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」で、
「記事をたくさん書けばその中のいくつかが上位表示されて読んでもらえるようになる」という感じでした。

ただ、今は下手な鉄砲をどれだけ打っても上位表示はされません。
また、「誰が鉄砲を打っているのか(どんなブログがその記事を書いているのか)」という、サイト自体の専門性や信頼性が問われていて、
これが「無い」と検索エンジンに判断されれば、いくら良い記事を書いても上位表示されない時代になっています。

びとう
たとえYMYL領域ど真ん中な職業人が書くブログであっても、ウチのような小規模事業者には相当厳しい時代が来ています。

 
でも、だからこそ
「こうしたら読まれるんじゃないか」
と考えるのがメチャクチャ楽しくもある
んですよね。

まさに、Googleを相手にしたロールプレイングゲームを毎日プレイしている感覚です。

「ブログ毎日更新」よりも質を優先し続けます

私が居る業界は「ブログは毎日書くのが是」という考えが主流です。
私も一時は(2016年の初めから2017年6月あたりまで)そんな考えに染まっていましたが、
今は毎日更新していませんし、そういう考えを推すグループ(謎)とも距離を置いています。

もちろん、毎日更新にもメリットはあります。
具体的には

  • 短期間に負荷をかけることによってブログの書き方の習熟スピードが上がる
  • 継続性をアピールできる

といったあたりです。

誤解して欲しくないのは、最初はもちろん質より量が必要です。
絶対的な練習量がないと、ブログの書き方もいつまで経っても上達しませんし。

ただ、ある程度量を重ねたあとは質重視にシフトすべきで、
「何がなんでもひたすら毎日更新!」となってしまうと

  • 「毎日更新」という手段に溺れてしまう
    (ブログを更新しただけで仕事をした気になる・手段が目的と化すetc.)
  • 量をこなすことしか意識していないため、
    どれだけ書いても記事の質は上がらないし、WordPressカスタマイズ等の周辺知識もつかない
  • 毎日更新を優先した結果、1つ1つの記事の質が下がる

という状態に陥ります。

びとう
これは私自身が経験し、強く実感したことです。
なので私は1年半で毎日更新をやめました。
(↓過去にも似たようなことを書いています。)
ブログ開始から丸3年。迷いも消えていざ4年目へ
ストレスフルなブログ毎日更新は不要。手段が目的とならない更新を続けたい

書き手本位の「毎日更新だから」は読み手には通用しない

上の3つのうち、特に最後2つのデメリット(記事の質が上がらない・記事の質が下がる)については、
1つ前の章で書いたような現在のSEOの観点からも好ましくありませんし、
なにより、このブログのような「ビジネスブログ=事業者の個を発信し、知ってもらうことを目的とするブログ」では絶対に避けなきゃいけないと思っています。

だって、書き手の
「毎日更新やから今日はこれでいいやー」「ここは手を抜いていいやー」
なんて事情は読み手には通用しませんから。

読み手はあくまで「他のブログと比べてどうか」という視点で見るわけで、
それが劣っていた場合、下手をすれば

ブログを見た人
この人、提供してる仕事の質もきっと低いんやろな…。
この人に仕事を頼むのはやめよう!

と思われかねません。

世の中には凄い能力を持った人がいて、毎日更新しつつ、質も伴っている人ももちろんいます。
ただ、残念ながら自分はそんな能力は持ち合わせていないらしい。
であれば、↑上のような状態に陥らないように、
私自身はこれからも、更新頻度よりも質を意識した更新を続けていきます。

ブログは母艦。これからも大切にしていきたい

事業主にとって、ブログはすべての情報発信の母艦です。
SNSには無い、「流行りすたりの無い安定性」こそがブログの魅力。

SEOが厳しくなるにつれて「ブログはオワコンだ」なんて声もチラホラ目にするようになっていますが、
そんな流れは過去にもあったので。
多分、20年後もまだブログは存在し続けるでしょう。

事業を続ける以上、このホームページと個人ブログはこれからも大切にしていきたいです。
そして、ブログやホームページが持っている可能性をもっともっと引き出したい!

最後にひとこと。
ブログを書くのはやっぱり楽しいから今後も続けていきたいと思います!


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 京都の税理士・尾藤武英税理士事務所
代表税理士がすべての業務を直接担当。
元予備校講師の経験を活かしたわかりやすいアドバイスでお困りごとを解決します。
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この記事を書いた人

税理士 尾藤武英

税理士 尾藤 武英(びとう たけひで)
京都市左京区下鴨で開業している税理士です。
過去に税理士試験の予備校で相続税を教えていた経験から、相続税が専門分野。
Macユーザーで、クラウド会計を活用したスモールビジネス支援にも力を入れています。
詳しいプロフィール(運営者情報)を見る
趣味ネタ中心の個人ブログ「コトカラテル」