消費税の税抜き表示はやめて欲しいと思った話【消費税の価格の表示の決まりとは?】

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京都市左京区で開業している税理士です。元税理士試験受験予備校「相続税法」講師。相続税や所得税など「個人の方にかかる税金」に特化した税理士として活動中。個人で運営し、「税理士が直接お客様に全てのサービスを提供すること」を大切にしています。詳しいプロフィール「DEEN 税理士」「Nikon 税理士」で検索1位な個人ブログはこちら

今朝、MacBook(Apple社が出しているノート型パソコン)ユーザーにとって注目の発表がApple社からありました。
新型MacBook Proの発売です!

2013年バージョンのMacBook Proを使っている私にとっても、今日の発表は待望でした。
朝起きてすぐにスマホから発表内容をすかさずチェック(^^;

スペックなどに関しての目新しい情報は特になし。
「ふむふむ、事前の情報どおりの内容ですなぁ…。」

そうなると、最も気になるのはやはりお値段です。
「ふむふむ、15インチの一番高いので278,800円ですか…。」
画面

と思ったところでよく見たら、278,800円のお値段の横に(税別)のカッコ書きが。
「税別」

「税別」ということは、これに別途消費税がかかるんですね?
ってことは、消費税込みだと結局いくらなん??

あーもうわからん!!

朝からちょっとイライラしました(^^;
どうせ消費税がかかるのは明らかなんですから、消費税込みでいくらかかるか書いて欲しいよ、ったく…。

現在は法律上は「ちゃんとしてればどっちでもいい」

思い出して頂きたいんですが、ちょっと前まではお店の値段の表示は全て税込みでしたよね?
具体的な期間でいうと、消費税が5%の時代は表示は全て税込みでした。

これは消費税法で「小売価格は税込み表示にしろ」と決められているからなんです。
ただ、消費税が8%に引き上げられたことやそれに伴う事務負担などを考慮して、今は

基本は税込み表示やけど、「これは税抜きです」とわかりやすく表示しているなら税抜きでもいいよ

という決まりになっています。
これは、平成30年9月30日までの期間限定の特例措置です。
その後は以前と同じ税込みの表示に戻ることになります。
(ちなみに、消費税の10%への引き上げは平成31年10月1日からの予定です。)

こんな表示をするなら税抜きでも許される

ただ、あくまでも「わかりやすく表示するなら特別にOK」というものなので、税抜きの場合の表示の仕方は法律上以下の2つのパターンに限られています。
(引用元:国税庁ホームページタックスアンサー

例1
商品などの価格を次のように表示する。
「〇〇円(税抜)」「〇〇円(税抜価格)」「〇〇円(本体)」「〇〇円(本体価格)」「〇〇円+税」「〇〇円+消費税」「〇〇円(税別)」「〇〇円(税別価格)」

例2
プライスカードには「○○円」と税抜きの価格だけを表示して、別途、店内の目に付きやすい場所に明瞭に「当店の価格は全て税抜価格となっています。」といった掲示を行う。

前述のAppleのページは「278,800円(税別)」という表記になっていました。
例1の具体例に則っているので、法律上は全く問題はありません。

ただ、税抜きだと、総額を知りたければ自分で計算しなきゃいけないのが困るんですよね。
特に私みたいな数学に弱い人間にとっては…。
(ちなみに、税理士試験は電卓持ち込み可なので、試験の解答で暗算は全く使いません。
私みたいに数学が弱い税理士は案外多いと思います(^^;)

店内の表示なんて見ますか??

あと、個人的に嫌なのは例2のパターンです。

プライスカードには「○○円」と税抜きの価格だけを表示して、別途、店内の目に付きやすい場所に明瞭に「当店の価格は全て税抜価格となっています。」といった掲示を行う。

って、店内にそんなん掲げられてるかどうかなんて買い物に行っても普通は気にしないでしょ!

表示が税込みなのか税抜きなのかはそれぞれの店舗によってマチマチですから、

あそこのスーパーは税抜き、でもここのコンビニは税込み。
プライスカードの金額だけではどっちかはわからなくて、判断材料は店内のどこかに「ウチは税抜きです」と書いてあるかどうかだけ。
(しかも書いているのは税抜きの場合だけ!)

って、そんなんどっちなのか普通はわかりませんって(^^;

スーパーやコンビニに買い物に行ったときなんか、

「このヨーグルト、158円って出てるけど、これは税抜き税込みどっちなんやろ。
税込みやったら普通やけど、税抜きやったらちょっと高いな。」

なんて迷うこと、ありませんか奥さん!?
貧乏性な私はそんなのがしょっちゅうあるので本当に困っております。
明瞭に表示、って言うなら、プライスカードが貼ってある棚のレールに「ウチの値段は全部税抜きです」と書いた台紙を入れるぐらいはして頂きたいです。

「10%への引き上げの1年前」という終了の時期もイマイチ中途半端ですし、個人的には早く元の税込み表示に(それをしないのでもせめてどっちかに)揃えて欲しいなぁ、と思っています。

あとがき ひとまず購入は見送りの方向で

ちなみに前述の新型MacBook Proですが、私は今のところ購入を見送る方向です。

今使っている2013年バージョンが変わらずサクサク働いてくれているということもありますが、ポート接続方法が「Thunderbolt 3」だけになったというのが今の自分には不便そうで、そこが尻込みする一番の要因です。
↓こうして見るとスッキリしていい感じではあるんですが。(Apple社のホームページのスクリーンショットです。)
スクリーンショット

私自身、現在Thunderboltは↓こんな感じでプロジェクターを繋げるときにしか使っていません。
プロジェクターにつないでいるところ

Thunderboltだけでやろうと思ったら、USB接続もマルチディスプレイもカメラの写真転送も、繋ごうと思えばその都度全部アダプターがいるってことでしょ?
いったい何個アダプターを揃えなきゃいけないの!?って感じですからね(^^;

新型MacBook Proを評価するうえでのポイントは、Appleが仕掛ける刷新による前進分が、ユーザーの払う犠牲に見合うものかどうかだろう。

引用元:新MacBook Proが得たものと失ったもの (2/2) – ITmedia PC USER

まさにそうだよなぁ、と思っています。
そのうち買う時期は来るでしょうが、今慌てて買うことはないかな、と。

ただ、Thunderboltだけでもそれほど不便ではない、となれば一気に購入の方向に動きそうです。
なんせ、ガジェットに関しては新しモン好きな私ですから(^^;

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