2022年10月7日、国税庁から注目の発表がありました。 かねてから曖昧だった「副業収入は事業所得か雑所得か」の判断基準について、 8月に公表された当初の改正案を大幅に修正した上で、新たな基準を適用していくこととなりまし...
確定申告の解説
令和5年(2023年)10月1日から消費税のインボイス制度が始まっています。 インボイスを発行できる事業者となるためには国税庁への登録申請が必要です。 この記事では、そんなインボイス制度について どんな制度なのか(以前と...
令和3年(2021年)4月から消費税の総額表示(税込み価格表示)が義務化されています。 消費税抜きで価格の表示を行っていた小売業者さんは消費税込み表示への変更が必要です。 「そんなん知らんかったわ」という方はこの記事を読...
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、 マスクを買った PCR検査を受けた オンライン診療を受けた 場合、これらの出費は医療費控除の対象となるのでしょうか? 先日、国税庁ホームページ内の「国税における新型コロナウイルス感染...
この度、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、 令和元年分の所得税・消費税の確定申告や贈与税申告などの期限が令和2年4月16日(木)に延長されることが国税庁から発表されました。 以下、国税庁から公表されている一連の...
2019年1月、国税庁が「公営競技の払戻金の支払を受けた方へ」というページにて「公営競技の払戻金に係る所得の計算書」というExcelシートを公開しました。 (リンククリックで直接ダウンロードできます) 公営競技の払戻金に...
年末調整や確定申告でちょくちょく目にする「合計所得金額」という言葉。 最近では、所得税だけでなく贈与税の計算でもこれを基準とした特例規定が設けられているほか、 2024年(令和6年)には、合計所得金額が1,805万円以下...
固定資産税(以下、都市計画税を含めます)は土地や建物、事業用の償却資産に対してかかってくる税金です。 そして、これらの資産を自分の事業や不動産賃貸に使っている場合、 その固定資産税は、その人の事業所得や不動産所得などの計...
所得税の確定申告には 「副業の所得20万円以下は確定申告不要」というルール(以下「確定申告20万円ルール」)があります。 では、その詳しい内容についてはご存知ですか? そんなあなたのために、この記事では 「確定申告2...
Apple好きで日々の税理士業でもMacを使っている京都の税理士・びとうです。 個人事業主の方と接していると、 と聞かれることが多いです。 iPhoneやiPad、Macのように、使用可能期間が1年を超え、かつ、使うごと...
「働き方改革」の名の下、最近では従業員の副業を認める勤務先も徐々に増えてきています。 そんな流れの中、巷のブログやSNSなどを見ていると、 なんて書いている記事をよく目にします。 でもこれ、税理士的には正しくないんですよ...
今年も確定申告の時期がいよいよ近づいてきましたね。 これをご覧の一口馬主な皆さんの手元にも、各クラブ法人が発行する確定申告資料が届いていることと思います。 超零細一口馬主な私はおととしようやく収入金額が発生した程度ですが...
2017年12月15日、競馬ファン(私もその1人です)にとって注目の判決が最高裁判所で確定しました。 外れ馬券「経費」認める 最高裁判決_ 日本経済新聞 「外れ馬券は経費になるのか(=競馬の馬券の払戻金は一時所得か雑所得...
現在は税理士として独立して活動している私ですが、過去には会社組織で働いていた経験ももちろんあります。 しかもいくつか渡り歩いたので(詳しくはプロフィールをどうぞ)、退職の際にはその都度会社から「給与所得の源泉徴収票」をい...
2017年1月から国に対する税金のクレジットカードでの納付が可能となっています。 国税庁のホームページでも↓このように、クレジットカード納付に関する情報が公開されています。 [手続名]クレジットカード納付の手続|国税庁 ...
突然ですが、サラリーマンの貴方に質問です。 貴方は自分の給料やボーナスからどんなお金が天引きされているかはご存じですか? …なんて偉そうな言い方をしている私も、サラリーマン時代には給与や賞与の支給明細書を見ては 「なんで...
競馬の馬券の払戻金には所得税と住民税という2つの税金がかかります。 国に払うのが所得税、住んでいる地元自治体に払うのが住民税です。 それでは、競馬の馬券に対してこれらの税金がいくらから&どれだけかかるのか、その計算の仕組...
確定申告書をはじめとする税金の申告書は申告期限当日の消印(通信日付印)有効です。 期限に遅れないことはもちろん、郵送なら必ず郵便や信書便を使う(=消印を押されない出し方をしない)ことにも気をつけましょう! この記事では、...
いよいよはじまった消費税の軽減税率制度。 消費税がかかる取引の大半が税率10%に引き上げられた一方、食料品の売買などの一部の取引については8%のままで据え置かれています。 この記事では、8%据え置きの対象になるものは何か...
相続が起こった場合の税金上の手続きに関する記事、第2弾です。 前回の「人が死亡した場合に必要な7つの税金の手続き」という記事では、亡くなった方(=被相続人)が事業をしていたかどうかを問わず、死亡した被相続人自身に関して必...
不幸にも身内の方に相続が発生した場合、ご遺族の方にはその後どういった税金上の手続きが必要となるんでしょうか。 パッと頭に浮かぶのは相続税の申告ですが、それ以外にも実は様々な手続きがあります。 そこで、このサイトでは、亡く...
京都の下鴨という場所で税理士業を営んでいるびとうです。 今はココに事務所を移している私ですが、 以前は別の場所に事務所を置いていて、そのときはたま〜にカフェに行って仕事をしていました。 周辺には大手チェーン店こそ少ないも...
所得税には「源泉徴収」という制度がありますが、 では、源泉徴収義務者の方は、源泉徴収した税額をいつまでに国に納めなければいけないんでしょうか? これについては、 毎月納付が必要な「原則」 半年に1回の納付でOKな「納期の...
所得税の源泉徴収制度に関する記事・第4弾です。 前回の記事に続き、今回も「いくら源泉徴収すべきか」の話を書いてみます。 前回の記事源泉徴収税額はいくらにすべき?【源泉徴収税率のまとめ】 今回は、前回長くなったので省略した...
所得税の源泉徴収制度に関する記事・第3弾です。 過去2回の記事では、 「源泉徴収制度とはどんな制度で、誰のどんな金品のやり取りについてしなければいけないのか」 について見てきました。 源泉徴収義務者とは?こんな人は源泉徴...
所得税の源泉徴収制度に関する記事・第2弾です。 前回の記事では「源泉徴収制度」と呼ばれるものについて、 どんな制度で、誰がしなきゃいけないのかを、しなかった場合に課されるペナルティにも触れながら見てきました。 前回の記事...
よく「源泉徴収」という言葉を耳にしますが、これって具体的にどんな制度か皆さんご存知でしょうか。 また、私自身、源泉徴収をしなければいけないのにしていない取引を見かけることも多いです。 そこで、今回から全5回に分けて、この...
個人事業主が配偶者や子供などに対して支払う給与を必要経費にできる青色事業専従者給与。 節税効果も高くてよく利用される方法ですが、 「本当は経費にできないんですよ」という原則に対する特例的な位置付けの規定なので、 適用する...
「私用として使ってきたパソコンを自分の事業用として使い始めた」 というのは個人事業主さんにはよくある話ですよね。 私用で使ってきたパソコンや車、建物などの減価償却資産を仕事で使うことにした場合、 その資産の購入費用は減価...
所得税は1月1日から12月31日までをひとくくりとして計算します。 個人事業主やフリーランスが 当月分の経費を翌月に支払ったり 当月分の売上を翌月に受け取ったり というのはよくある話ですが、 12月分の経費や収入(売上)...
平成27年度(2015年度)の確定申告から、富裕層の方には新たな書類の提出が求められています。 それが財産債務調書です。 この記事では、この財産債務調書について、 財産債務調書の5つの特徴(従来の「財産及び債務の明細書」...